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[eBook]RFID導入の社内承認を勝ち取る5つのポイント

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Case 導入事例

通販A社様/防災用品棚卸し管理

通販A社様防災用品棚卸し管理のイメージ
導入先
通販A社
導入時期
2025年4月

導入の背景

通販A社様の総務部門では、全国各拠点の防犯カメラや防災用備品の棚卸し業務を定期的に実施していました。これらの備品はオフィス内のさまざまな場所に置かれているため、担当者が複数名で各所を巡回し、台帳と目視により確認・照合を行う必要があり、毎回多大な工数と人的負担が発生していました。特に、社員個人に配布されているエマージェンシーキットなど、保管場所が個々に委ねられている備品の管理が課題でした。机の下や物陰など、保管場所や置き方はさまざまで、個人スペースでの確認には一人ひとりに声掛けが必要となり、心理的な負担も生じていました。また、倉庫に保管されている予備品は、毎回箱を開けて数量を確認する必要があるため、手間がかかっていました。さらに、高所に設置された防犯カメラは、脚立を使用して管理ラベルを目視で確認する必要があり、安全性と効率の両面で課題がありました。これらの課題を解決するため、「業務効率化」と「負担軽減」を目的に、RFIDを活用した棚卸し管理システムを導入しました。

導入ステップと効果

まず、防災用備品や防犯カメラなどのリストを改めて整理し、個別IDを割り当てたRFIDタグを発行して各備品に装着しました。棚卸し作業には、棚卸しアプリ「Easy Checkout® Lite X」をインストールしたハンディー型リーダーを導入し、リストをアプリに登録。担当者がハンディー型リーダーを使ってオフィスを巡回することで、離れた位置から備品のIDを一括で読み取り、直接触れること無く容易に確認できるようになりました。特に、机の下や箱の中などに保管されている備品もスムーズに検知できるため、個人スペースでの確認依頼や、かがんだり立ち上がったりする必要が無くなり、台帳による目視確認も不要となりました。また、倉庫内の予備品は保管箱のふたを開けなくてもRFIDタグの認識が可能となり、従来の個別確認作業も大幅に効率化されました。高所に設置された防犯カメラについても、ハンディー型リーダーをかざすだけでIDの把握ができ、安全面においても大きな改善につながりました。

運用イメージ

通販A社様 防災用品棚卸し管理の運用イメージ

導入効果

  • 棚卸し作業の効率化(作業時間を従来比約50%削減)
  • 作業負担の軽減(心理的・肉体的負担の軽減)
  • 管理精度の向上

現場担当者からは「作業が短時間で終わるようになった」「自席や個人スペースへの立ち入り依頼のストレスが無くなった」といった評価の声が寄せられています。

使用したRFIDソリューション

  • 棚卸しアプリ「Easy Checkout® Lite X」

    RFIDを用いた棚卸し・捜索・入出庫管理機能を備えた、アプリケーションソフトです。簡単スピーディーな導入が可能です。

  • UHF帯RFIDタグ「0880ラベル」

    1~2mm間隔で重ねたファイルも一括読み取りが可能(100冊)なラベルタイプのRFIDタグ。

今後の展望

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