AGVやドローンを活用した点検・確認作業の効率化
TOPPANエッジの提供する自動巡回点検ソリューションは、AGV(無人搬送車)やドローンに、カメラ、マイク、センサーなどを搭載し、倉庫や工場など従来人手で行っていた施設内の点検作業を自動で行うことが可能です。これにより、点検結果のデータ入力作業の品質向上や、作業時間の短縮、無人化による効率向上が見込まれます。
担当者の目視による点検やデータの記録、管理、分析などはそれ自体に多くの負荷がかかります。またその作業内容や結果が共有・蓄積されづらく技術の継承という点でも課題となります。本ソリューションでは、データの取得はその現場に応じたAGVやドローンなどを活用することで、効率化を図ります。また、この点検プラットフォームでは、複数のAGVやドローンなどが連携できますので、データの取得から分析までをひとつのインターフェースで実現することが可能です。将来的には、5G通信なども活用し、リアルタイム動画送信による遠隔点検なども可能になります。
1.さまざまな点検業務に応じた最適な機器・センサー
広いエリアを走行するのが得意なAGVや、高所や狭所が得意なドローンなど、データを取得する機器にもさまざまなタイプがあります。また、点検業務の内容に合わせて、360度カメラ・赤外線カメラや異音検知用マイク、温湿度センサーなど適切なデバイスが選べます。AGVやドローンなどへの取り付けも、治具や昇降装置をご用意し、柔軟に対応します。
2.データ取得・管理からリポート出力までの一元管理
点検プラットフォームを活用し、定刻にAGVやドローンなどが、覚えた走行コースを自動走行し、データを収集することが可能です。従来の手動によるデータ取得にも対応可能です。また、収集したデータは点検履歴として点検プラットフォームに自動的にアップロード、対象設備ごとに記録した画像やデータを表示、点検結果のリポート出力も可能となります。