TOPPANエッジは1998年にRFID事業を開始して以降、常にお客さまの課題解決に寄り添った製品開発を行ってまいりました。国内に開発研究所・RFID導入検証施設・自社工場を所有し、長年の実績と技術力で、お客さまのご要望を実現いたします。そういった要望や独自の視点から誕生した機能性RFIDタグを多数ラインアップしています。お困りの業務や課題がございましたら、ぜひTOPPANエッジにご相談ください。
独自の印刷配線とRFID技術を組み合わせることで、油や水、水性薬品などの液体を検知可能にしたRFIDタグです。工場や倉庫内の配管など、液漏れ点検が必要な部分に液漏れ検知RFIDタグを設置し、RFIDリーダーで読み取ることで液漏れの発見が可能になります。遠距離から読み取れるRFIDの特徴を生かし、目視では確認しにくい場所についても点検が容易になります。また、取り付けるRFIDタグ側には電源が不要なため、メンテナンスの手間もかかりません。液漏れ検知RFIDタグの活用により、液漏れの早期発見や作業品質の均一化が可能です。
液漏れ検知RFIDタグ運用イメージ
帳票や荷札のような紙が有する視認性やハンドリング性とRFIDタグの非接触一括読み取り機能の、両方の特長を有した製品が「RFID付き帳票」です。創業以来メイン事業として培ってきた、帳票や伝票などの製造技術に、新たにRFIDの機能を追加した付加価値を高めた製品です。製造・物流を中心に、工程管理の帳票や物流管理の荷札など、お客さまのご要望に合わせた製品にカスタマイズしてご提供しています。
RFID付き物流管理票 / 自動車メーカーさま
RFID付き荷札 / 製造業さま
繰り返し利用される物流容器の管理に使用するRFIDタグは、表面の印字の消失を防ぐためにフィルムを上から貼って使用することがあります。特に物流容器や部品箱は、限られたスペースに貼り付ける必要がある上に、二重に貼る手間も発生し、貼り付け工数が課題となっていました。そこで、印字発行したRFIDタグの表面に、透明なオーバーフィルムをラミネート加工したシールタイプのRFIDタグを開発しました。一体型のため貼り付けも簡単で手間もなく、擦過や雨、紫外線や薬品などから表面の印字を守ることができ、安心してお使いいただけます。
オーバーフィルム一体型RFIDタグ層構成と部品箱使用例
耐久性試験:エタノール付き綿棒 1,000回擦過後
200℃の高温環境で使用できる薄くて軽い、ワンタイムユースのRFIDタグです。従来の樹脂製の耐熱タグは、丈夫なためリユースができますが、定期的なタグの洗浄や交換など、メンテナンスの手間が課題となっていました。耐熱ラミネートタグはワンタイムユースのため、メンテナンスフリーを実現するだけでなく、導入障壁のコストも樹脂タイプの約30分の1となっています。高温下での工程管理や物流管理に幅広くお使いいただけます。
耐熱タグ比較
新型コロナウイルス感染症の拡大によって生活者の衛生管理への関心が高まっており、抗菌・抗ウイルス製品のニーズは急速に拡大しています。特に不特定多数の人が触れるものや、医療分野に関わるものの衛生管理に関する需要が多く、弊社はそのようなニーズに幅広く対応するため、抗菌タイプ/抗ウイルスタイプのRFIDタグ製品を新たに開発し、衛生的な環境づくりに貢献します。
※1 SIAA(抗菌製品技術協議会)は、適正で安心できる抗菌加工製品の普及を目的に、抗菌剤・抗菌加工製品のメーカー、試験機関によって設立された団体です。抗菌加工製品に求められる品質や安全性に関するルールを整備し、かつそのルールに適合している製品に認証を付与し、「SIAAマーク」の表示を認めています。
※2 抗ウイルス性能評価試験(ISO 21702)とは、プラスチック製品やセラミック製品などの抗ウイルス活性を測定する試験。
抗ウイルス対応RFIDタグラインアップ