LPWA+電池駆動の加速度センサー
無線加速度センサーは無線かつ電池駆動のため、従来の有線式加速度センサーとはちがい、配線工事や電源工事が不要です。このため配線・電源工事が必要だったために設置が難しかった既設の建物でも機器の設置が容易になり、加えて設置コストも低減できます。
また無線通信にはLPWAを活用することで、省電力で広範囲な通信距離を実現します。長距離での無線通信が可能になるため、従来は設置や運用が難しかった大型の建物や橋などの構造物のゆがみや特性変化を計測・遠隔監視することが可能となり、構造ヘルスモニタリングや予兆保全などに活用できます。
構造物に設置した無線加速度センサーからの情報は、無線とインターネットを中継するゲートウェイを通じていったんクラウドに蓄積されます。
蓄積されたデータはクラウドサーバーで処理され、ブラウザー上で波形の閲覧や解析を行えます。