RFIDとは Radio Frequency Identificationの頭文字を取った用語で、ICチップとアンテナから構成されるRFIDタグ(またはICタグ、電子タグ、RFタグ)を専用の端末を使い、無線通信で読み書きする仕組みです。
バーコードのように一つ一つを個別にスキャンして読み取るのではなく、専用の端末を用いて、電波が届く範囲にあるものを一括して読み取れるという特徴を持っています。電波の届く距離が長いため、RFIDタグに読み取り用の端末を近づけなくても、まとめて離れた距離から読み取れるのです。
また20字程度のデータしか格納できないバーコードに比べると、はるかに多くの情報を記録でき、書き換えも可能です。
身近な例では、交通系ICカードや、高速道路の料金自動支払いに使われるICカード、離れたところから車の施錠や解錠ができるスマートキーなどに採用されています。
RFIDについてさらに詳しく知りたい方は「技術情報:RFIDとは?」をご覧ください。